UAD luna 試してみた 

univeral audioのプラグインを買い切りで使いたくなり 色々調べているうちにluna proを試してみた話です。UADのプラグイン使いたいけど10万超えるからUAD機材は買いたくない、UADってどうなの?と思う僕のような(あまりお金をかけたくない)初心者向け記事です。

 

僕はUAD sparkというuad pluginのサブスクプラグインを使っているんですが、音が良いのでこれからもずっと使うだろうから購入しようと決意しUADのサイトをみたのですがどうやらUADのすべてのプラグインを購入できるわけではないことがわかりました。

購入できるのはネイティブと書かれたプラグインApolloと記載されているプラグインはUADのオーディオインターフェイスが必要なのです、Neve1073が使いたいのですが、なぜかUAD sparkでは使えるのにネイティブではないので買い切ることはできません。

じゃあUADの製品買うしかないのかと思い色々調べました。まとめるとこんな感じです↓

 

 

 

・一番大事な点は搭載DSP

UADの商品にはapplo TWINだのsoloだの名前の最後に数字が出てきます、これが大事でUADのプラグインの処理はPCではなくUAD製品が内部で行います、搭載されたDSPの処理分しかプラグインが刺せません、100%で1(solo)です。apollo×8(約50万)8なので800%ですね。ちなみに何もささなくても5%くらいは使っているようで、そこにSSL Eなど少し重いプラグインを足すと50%くらい使ってしまうようで、30〜40のトラックに使うためにはapollo×8が何個も必要らしいです。

数トラックしか使わなかったり、掛けどりするならsoloやDuoでも良いと思うのですが、マスタリングするには僕のようなアマチュアでも最低20トラック程度は刺せないと困るのでそれだとQuad(DSP4個)で約20万くらいかかります、高いなぁ(*´-`)。いろいろyouteubeでUAD動画をみていて、Neve1073のプラグインのみを何個させるか実験してみた動画があったのですが、↓Octo Core(DSP8個)ですら16トラック程度しかさせないらしいのです。これはストレスなく使うためには何十万も必要なようです............


Universal Audio UAD-2 Satellite TB3 Octo Core【DTM】【エフェクトプラグイン】【Thunderbolt3対応モデル】【ユニバーサルオーディオ】

ちなみにUADのsateliteシリーズはAPOLLOからオーディオインターフェイス機能を省いた物でAPOLLOシリーズより若干安価です、

UADsparkを使った感じだとそこまで重いとは感じませんでした、izotopeの方が全然重いと思いながら色々調べたのですが、UADのDSP処理に使われているのがSHARC21369というチップらしく、これは2004年にできた物で、2004年の古い部品を今の重いプラグイン処理に使っているため低機能らしいです。しかしDSP処理能力を上げてしまうとappoloの上位版が売れなくなるのでビジネスの観点から今後も上がることはないのでは....とのこと。

 

 

 

他に選択肢はないものかと調べているとUADが作ったDAWソフトlunaがあり、どうやらlunaではUADインターフェイスがなくても apolloプラグインを使うことができるらしいのです。ということでlunaをダウンロードしてみました。

30日pro版を使えるらしいのでFreeの方をダウンロードしてみました、ちなみにダウンロードはUA connectからするのですがすでにダウンロードしている方もいると思いますが

↑のページからダウンロードしたUAconnectを元ある物から置き換えてください、そうしないとLunaがダウンロードできません。僕はここで少し迷いました。

ダウンロードして少しいじってみました。まずNeve 1073 のプラグインがちゃんと使えます!

これはlunaからUADのサイトにとんでデモボタンがあったのでクリックしたところ14日無料で使えるようです、購入もできるので買えばずっと使えるのか!?と思い試しにbuyボタンを押してみたところ、you need appolo or satelite と表示されダメでした( ´△`) 。

無料版のLunaでもshapeという音源があって結構音が良いです。

logicからLunaにのりかえようかなぁと本気で思いながらドラムを打ち込んでみたのですが

びっくりしました。ピアノロールがないのです、LogicでもCubaseでも下からピアノロールがでてきて詳細な設定ができるのですがLunaはないのです、上の画面が全てでクオンタイズは左画面で設定します、あとは音の強弱なんかはマウスでベロシティの値を上下に動かして変更します。これはprotoolより酷い気がします。

 

ドラムの打ち込みでLunaへの乗り換えを諦めました( ´△`)、けっこうがんばってみたのですが、ストレスを感じ途中でやめましたw

Lunaを使った感想ですが他のDAWソフトのように有料版ですら一般的なEQ等のエフェクトがなく、コンソールを使って音処理をするので完全経験者向けのDAWなんだなと思いました。間違いなく初心者が最初に買うDAWではないと思います。