SONNOX Claro 買ってみたはなし レビュー

セールで安かったのでSONNOXのClarioを買ってみたのでlogic Proで使ってみた話しです。

 

 

ベーストラックに挿してみました。立ち上げるとこんな↑画面がでてきます。最初に表示される↑のProduceモードなのですが、正直よくわからなかったので色々調べてみたのですが、ざっくり言うと実機のコンソールEQのような機能です。

 

 

 

 

なのでとりあえず100以下はバッサリ切ろうと思いLowの100を選択し最小値の−40にすると

実際にかかる値は↑になります。5.5Kくらいまで下がるようです。Tweakモードが普通のEQの画面になります。

要はProduceモードで音を聞きながらいじって音作りしてね、結果はTweakモードで確認できるよって感じです。izotopeのようにAI機能はないので完全手動です。実機のEQを触ったことのない僕からすると難しいので使う機会はないでしょう(^^;;

普通のEQモード(Tweak)ですが、ダブルクリックでポイントをつくります、左クリックでEQのローパスハイパスシェルフなどの設定ができます。LOW周辺をクリックすると自動的にローカット、HI周辺をクリックすると自動的にハイカットが適応されます、ここは便利です。

 

 

 

 

最後にMixモードについてですがclarioをアサインしているトラックを表示してマスキング対策できます、まず分かったことがトラック名に日本語は表示されないようです、「ベース BASS」「ドラム DRUM」にclarioを挿したのですがカタカナは表示されませんでした↑。

被っている帯域は黄色で表示されます。分割されみづらくなるのでTweakモードで比較しながら処理はできないかとおもったのですができませんでした。画面の大きさは右下のアイコンをタップしながら自由に変更できます。

プロの方には需要があると思うのですが僕のようなアマチュアにProduce機能はあまり必要ない気がします。またマスキング処理のためのEQ表示が(Q3と比べると)アバウトでみづらいです。あとは海外サイトをみるとダイナミックEQ機能がないのもマイナス評価のようです。(Q3はあります)

最後に↑の周波数帯別のRumbleとかBoomとか独特の表現は必要なのか謎です。

立ち上げると最初の画面がProduceのためTweakに毎回切り替えて処理ポイントをダブルクリックして作るのも少し億劫になります。ただ音質に関しては挿すと何となく透明感がでる気がします。

個人的な感想ですが癖が強く正直FabfilterQ3のほうが圧倒的に使いやすいと思います(^◇^;)

まぁ値段が違うので安いマスキング機能つきのEQが欲しいって方には良いと思います。